(ブルームバーグ):業績に苦戦するスポーツウエア大手、加ルルレモン・アスレティカは、2年連続の減益見通しを示した。製品トラブルへの対応を進める一方で、新たな最高経営責任者(CEO)を探す同ブランドへの風当たりはさらに強まっている。
17日に発表された決算は、かつての成長を取り戻せるのかという投資家の懸念を払拭するには至らなかった。売上高見通しの中央値は、ブルームバーグが集計した市場予想平均を下回った。
市場の一部が期待していた新CEOの発表はなく、同社は代わりに長年アパレル業界に携わってきたリーバイ・ストラウス元CEOのチップ・バーグ氏を取締役に指名した。

ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、プーナム・ゴヤル氏はリポートで、次期CEOについて「事業再建が軌道に乗るかどうかを左右する重要な存在となる」と指摘した。
17日のニューヨーク市場の時間外取引で株価は1.4%下落した。
同社のこうした業績は、戦略見直しや取締役会の刷新を求める創業者チップ・ウィルソン氏の主張を後押しする材料だ。同社は、透けやすいなど品質面の問題を巡る批判に直面しているほか、「Alo Yoga(アローヨガ)」や「Vuori(ヴオリ)」などの新興ブランドとの競争激化にも見舞われている。
ルルレモンによれば、2025年12月-26年2月(第4四半期)の米州での純売上高は4%減少した。国際事業は堅調を維持しているものの、「米国の弱さを補うには十分ではない」とゴヤル氏は指摘した。
最高財務責任者(CFO)で暫定共同CEOも務めるメーガン・フランク氏は、アナリスト向け説明会で「北米での業績改善が必要であることは認識している」と述べた。
同社は今年初めにカルビン・マクドナルド氏がCEOを退任したことを受け、後任を探している。フランク氏に加え、最高執行責任者(COO)のアンドレ・マエストリーニ氏が暫定共同CEOを務めている。
原題:Lululemon’s Outlook Disappoints, Adding to Company’s Troubles(抜粋)
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