新型コロナ感染者の高止まりが続く中国・上海。事実上のロックダウンが続いていますが、現地では住民らを隔離したうえで留守宅への大がかりな消毒作業が進められています。


きのうの上海。防護服姿の作業員100人が住宅地に集結しています。

実はこの区域、1000人を超える住民がホテルに隔離されていて、その間に、留守宅への大規模な消毒が行われました。住民らはカギをかけずに家を出たということです。

消毒作業員
「ドアが開いている所は全て消毒します。開いていなければ、まず外を消毒します」

このやり方にどこまで効果があるのかはわかりませんが、当局は市内の消毒作業を強化する方針です。

上海では大規模な外出制限など事実上のロックダウンが続いていますが、おととい2年ぶりに感染者が死亡、きのうは新たに基礎疾患のある7人の死亡が確認されました。

感染者は12日連続で2万人を超えています。