経験者が語る 災害の備え 推し活グッズが役に立つ?

ある調査によると、災害の備えについて半数以上が「できていない」と答えていることがわかりました。

【東日本大震災レベルの地震が起きた場合 自身の対策や備えは?】
・あまり/ 全くできていない:計69.2%
・十分 / ある程度:計20.5%
・わからない:10.3%
(2026年 日本赤十字社調べ 10代以上の男女 / n=1200)

また、アベナオミさんによると、震災を経験していないご自身のお子さんに東日本大震災や在宅避難について話をすると、「むかーしむかしの じしんでしょ」「避難所に行ってないの?じゃあ全然被害なかったんだね」と答えたそうです。

私自身も15年前、岩手県盛岡市で被災しました。その後は防災意識を高く持つようになりましたが、想定できない自然災害に、どのように意識を持っていくか、非常に難しいところがあります。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
何かあったとき「どうなるだろう、何とかなるだろう」と、楽観的になる人もいますが、メリハリをつけることがすごく大事です。

何かが起きる前に「きちんと不安になっておくこと」。つまり、どういったリスクがあるか、水はどの程度必要か、電気やガスが止まるとどうなるのかと、不安になることで準備をするといった行動に移すことができます。

でも、いざというときは、いつ来るかわかりません。あっては欲しくないけれど、何かあったときは、どれだけ楽観的に「できることは何かな」と考えるなど、メリハリをつけることですね。

山形キャスター:
常に「不安がる必要性はない」ということですね。3週間の在宅避難を経験した、アベナオミさんは「備えがある人、ケガをしない人が1人でも多く増えれば、間接的な人命救助の手助けになる」と言います。自助が共助、そして公助に繋がっていくのです。

今から、私たちができることについてアベナオミさんに聞きました。

▼3大備蓄の用意
「水」「非常用トイレ」「火」
▼役立つ意外なモノ
・「推し活ペンライト」がランタンがわりに
・「フォンデュ鍋セット」が湯沸かし
安全エリアを作る
家の中の、よくいる場所に、「物が落ちてこない」「家具などが倒れてこない」スペースを

アベナオミさんに15年後を描く未来について聞いたところ、「防災対策をすることが、あたり前になって、大地震で亡くなる人がゼロになってほしい」との事でした。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰