防衛省が自治体への事前の連絡をせずに長射程ミサイルを熊本県の駐屯地に搬入したことについて、小泉防衛大臣は「公表できない性質のものであったことをご理解いただきたい」と述べました。
小泉進次郎 防衛大臣
「今回12式地対艦誘導弾能力向上型の搬入時期については、部隊運用の保全や輸送の安全を確保する観点から公表できない性質のものであったことをご理解いただきたいと思います」
防衛省は、敵の射程外からの攻撃を可能とするスタンド・オフ防衛能力を強化するため、国産ミサイル=12式地対艦誘導弾能力向上型を熊本県の陸上自衛隊・健軍駐屯地に搬入しました。
今月9日未明にはこのミサイルの発射機とみられる車両が搬入されていたとみられ、熊本県の木村知事は「県には何の相談もなく、報道を通じてこういうことを知ったのは遺憾」とコメントしていました。
小泉防衛大臣はきょうの会見で、「国防に関わる事項には、対外的に明かせることと明かせないことがある」と強調し、「今回に限った話ではなく、他の装備品の搬入についても同様」と述べました。
長距離ミサイルは今月31日に正式に配備される予定で、防衛省はこれに先だって今月17日に自治体の首長などに対する装備品の展示会を実施し、地域住民などに向けた展示会も今後検討していくということです。
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