中東情勢が緊迫化するなか、木原官房長官は現地からの退避を希望する日本人のため、サウジアラビアのリヤドとUAE=アラブ首長国連邦のドバイから東京へのチャーター機を1便ずつ運航する予定だと説明しました。

木原稔 官房長官
「本日9日には、サウジアラビアから東京まで希望する邦人の輸送を実施する予定でありまして、加えて、現時点では今後、リヤドとドバイから政府チャーター機をそれぞれ1便ずつ運航することを予定しています」

木原官房長官は9日午前の記者会見で、今後退避を希望する日本人を輸送するため、リヤドとドバイから政府のチャーター機を1便ずつ運航する予定だと明らかにしました。

死亡したイランの最高指導者・ハメネイ師の後継者に、ハメネイ師の次男のモジタバ師が選出されたことについては「今後のイラン国内の動向を注視していく」と述べ、事態の早期沈静化に向け“引き続き必要なあらゆる外交努力を行う”と強調しました。

また、中東情勢の悪化を受け、原油価格が急激に上昇していることに関しては、原油価格は“中東情勢のみならず世界経済やエネルギーの需給動向など様々な要因を踏まえ、市場で決まるもの”と述べ、今後の日本経済に与える影響については評価を控えました。

一方、日本の石油需要については、「現状において直ちに影響が生じるとの報告は受けてない」と述べ、政府が備蓄する「国家備蓄石油」を放出するかについては「決定した事実はない」と強調しました。