サウジがトランプ氏の背中押す?

小川彩佳キャスター:
そもそも今回のイランへの攻撃について、アメリカのワシントン・ポストが「サウジアラビアのムハンマド皇太子がトランプ大統領に対してイランへの攻撃を進言していた」と報じています。中東諸国の声がトランプ大統領をイラン攻撃に踏み切らせたのでしょうか?

元JNN中東支局長 秌場聖治記者:
事実だとしたら、決定打ではないにせよ背中を押した可能性はあったと思います。ムハンマド皇太子は間違いなく、この地域の最高実力者の1人です。地域の不安定化を嫌う湾岸諸国の盟主からOKが出たという意味では安心材料になったのではないか。
藤森祥平キャスター:
イラン側を取材すると、どんなことがわかりますか?

秌場聖治記者:
イランは報復攻撃を行っているが、多くは周辺国にあるアメリカ軍基地を狙ったもの。ただ、大使館や民間施設も狙われています。

実は3日に日本のイラン大使館で行われた駐日大使の会見に参加し、このことについて質問しましたが、大使の答えは「米軍基地が攻撃や諜報活動に利用されているのだから、正当な攻撃対象である」というものでした。
また湾岸諸国に対しては「米軍基地を使わせるなら攻撃対象になるよとずっと伝えてきた」と言い、民間の施設も狙われたことについては明確な答えはありませんでした。