米デル・テクノロジーズの株価が26日の米時間外取引で急伸した。2027年1月期の見通しとして発表した人口知能(AI)サーバー関連売上高が約500億ドル(約7兆8000億円)と、市場予想を上回った。

ジェフ・クラーク最高執行責任者(COO)は「AIという機会が、当社を変革している」と指摘。年度初めの「受注残は430億ドルと過去最高にある。これは当社のエンジニアリング面でのリーダーシップと差別化されたAIソリューションが支持されている力強い証拠だ」と語った。

AIワークロード(処理負荷)向けに設計されたデルのサーバーは、コアウィーブやエヌスケールといった計算能力を提供する企業のほか、法人顧客や主要なAIプロバイダーから需要を集めている。デルは、メモリーチップ価格が急騰する中でも、コスト抑制と利益率の改善に取り組んできた。

発表によると、2025年11月-26年1月(第4四半期)のサーバー・ネットワーキング部門の営業利益率は14.8%と、アナリスト予想平均の12.9%を上回った。一方、パソコン部門の利益率は4.7%で、アナリスト予想平均の6.18%を下回った。

決算発表後の時間外取引で、デル株は一時10%上昇。26日の終値は121.45ドルだった。過去12カ月では5%上昇している。

クラークCOOは、メモリーチップの問題に言及し、「業界全体で環境は依然として極めて流動的だ。前例のないAI需要が、持続的な供給逼迫と頻繁な価格改定を招いている」と述べた。

通期の一部項目を除く1株当たり利益は約12.90ドルを見込む。売上高は約1400億ドルの見通し。アナリスト予想平均はそれぞれ、11.56ドル、1263億ドルだった。

また、自社株買いプログラムを100億ドル拡大することも発表した。

第4四半期の総売上高は39%増の334億ドルと、市場予想平均の317億ドルを上回った。一部項目を除く1株利益は3.89ドルで、アナリスト予想平均の3.52ドルを超えた。

インフラストラクチャー部門の売上高は73%増の196億ドル。クライアント・ソリューションズ・グループと呼ばれるパソコン部門の売上高は14%増の135億ドルだった。

原題:Dell Jumps After Projecting AI Server Sales of $50 Billion (1)(抜粋)

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