(ブルームバーグ):26日の米国株式市場で、エヌビディア株価が10カ月ぶりの大幅安となった。前日引け後に発表した決算で、2-4月(第1四半期)売上高について強気な見通しを示したものの、人工知能(AI)バブル懸念を払拭できなかった。
同社株は5.5%安の184.89ドルで取引を終了。1日の下げとしては4月16日以来の大きさとなった。
エヌビディア株への売りは半導体株全般に波及。フィラデルフィア半導体株指数は3.2%下落した。
今回の市場の反応は、エヌビディアを巡って懐疑的な見方が強まっていることを改めて印象づけた。売上高の爆発的な伸びを追い風に、時価総額で世界トップに上り詰めたエヌビディアだが、急拡大するAI大型投資の持続可能性を巡り、投資家は一段と強い確証を求めている。
ハーグリーブス・ランズダウンのアナリストは決算後のリポートで、「現在のAI投資の波が今後数年を超えて拡大を維持できるのか、またAIがモデル訓練から日常業務の実行へと移行する中で、エヌビディアが引き続き支配的な地位を保てるのかを巡って」、株主の間には根強い疑問があると指摘した。
著名投資家のマイケル・バーリ氏もこうした懸念に拍車をかけた。エヌビディアの購入義務は952億ドルに上り、1年前の161億ドルから大きく増加していると同氏は述べた。台湾積体電路製造(TSMC)がエヌビディアの新技術向けに特注の半導体製造およびパッケージング能力を増強する必要があったことから、より長期の契約と現金支払いを求めたためだという。需要が揺らげば、リスクが高まる恐れがある。
原題:Nvidia Shares Slide After Forecast Underwhelms Investors (1)(抜粋)
(バーリ氏の指摘など詳細を追加して更新します)
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