今後の国会運営への影響は?

出水キャスター:
26日以降の国会運営には、どの程度の影響があるのでしょうか。

TBS報道局政治部 岩田夏弥 部長:
25日、衆議院・参議院それぞれで本会議がありましたが、この問題について、野党側が大きく質問したという状況ではありませんでした。

法律違反ではない以上、野党側もいつまでもこの問題を追及することができるかというと、なかなか厳しくなっています。

ましてや今、「予算審議を早くしなければいけない」と言われている中で、これだけでずっと国会が停滞することになってもいけないという状況はあります。

出水キャスター:
擁護派・懐疑派の双方からいろいろな意見があります。高市総理は今後、こういった弱点もある中で、どのように国会運営をしていけばいいとお考えですか?

ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長 石田健さん:
「庶民感覚と違う」「国民感覚とずれている」という批判をされて、政治家がすぐに謝罪をするという流れを、パラダイムとして高市政権は変えたいのだと思います。「我々は説明します。あとは決めてください」と。自信があるからこその振る舞いだと思います。

その感覚に関しては、例えば、私も会社の社員に数万円の食事をおごるということはあります。それなのにも関わらず「これは庶民感覚と離れている」と言って批判しても、それはダブルスタンダードであると言われてしまいます。

そういうときに、我々は政治家に何をして欲しいのか。

「正当な報酬、お金を払ってでもいい仕事をしてくれたら良い」ということを一貫して主張するのか。その上で、「政策の議論がおざなりになっていないか」と政策論争を求めていくのか。

こういうことを我々がもっと提起していかなければ、ふわっとした議論のまま物事が進んでいきます。少なくとも、政治に関する議論の形というのは、我々自身も変えなければいけないと思います。

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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局政治部長
元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当

石田健さん
ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説