「ゴッドファーザー」(1972年)や「地獄の黙示録」(79年)などで、名脇役として印象的な演技を披露した米国の俳優ロバート・デュバルさんが15日、南部バージニア州の自宅で死去した。95歳だった。死因は不明。妻のルシアナさんがソーシャルメディアへの投稿で明らかにした。

デュバルさんは、落ちぶれたカントリー歌手の再起を描いた「テンダー・マーシー」(83年)で、アカデミー賞主演男優賞を受賞。フランシス・フォード・コッポラ監督のゴッドファーザーとその続編で、マフィア組織の相談役トム・ヘイゲン弁護士を演じたことでも知られる。

西部カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。ニューヨークで演劇を学び、舞台俳優を経て「アラバマ物語」(62年)で映画デビューした。ゴッドファーザーなどでアカデミー賞に7度ノミネートされ、ゴールデングローブ賞にも4度輝いた。

ロバート・デュバルさん

多彩なキャラクターを演じ分ける能力で知られたデュバルさんは、80本以上の映画に出演。アラバマ物語、地獄の黙示録のほか、「M★A★S★H マッシュ」や「ネットワーク」など、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)が映画ベスト100に選んだ作品に最も多く名を連ねる俳優の1人となった。

90代に入っても活動を続け、近年の出演作には「マイティ・マイツ 12人の屈強な戦士たち」(2021年)、ネットフリックス配信の「ほの蒼(あお)き瞳」(22年)がある。

原題:Robert Duvall, Oscar-Winning Star of ‘The Godfather,’ Dies at 95(抜粋)

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