(ブルームバーグ):ドイツはソーシャルメディアの利用に年齢制限を導入する方向にあり、トランプ米大統領との緊張が高まる可能性がある。
メルツ首相率いる中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)が提案する16歳未満へのソーシャルメディアの利用制限案について、連立与党の社会民主党(SPD)が16日、支持を表明した。
依存を促し、時に有害と見なされるデジタルサービスへの監視が強まる中、こうした制限措置は欧州で広がりつつあり、米国の巨大IT企業との新たな対立に発展する可能性もある。メルツ首相は来月、訪米してトランプ大統領と会談する予定だ。
連邦議会SPD会派のアルマント・ツォルン副会長は声明で、制限案は「デジタル空間における子どもや若者の保護」に関わるものだと述べた。SPD案は、14歳未満のソーシャルメディア利用を禁止し、14-16歳についてはプラットフォーム側に年齢に適したコンテンツの提供を義務付ける内容。
ツォルン氏は「中毒性のあるアルゴリズムや、ヘイトスピーチ、扇動、偽情報、暴力といった不適切なコンテンツのない安全なデジタル空間が必要だ」と述べた。
SPDはまた、プラットフォームによる成人に対するコンテンツの提供方法を定める規則の見直しも求めている。SPD案は、アルゴリズムによる推薦は利用者が明示的に求めた場合に限るとしている。
CDUとSPDの共同提案は年内に閣議決定される可能性が高い。
原題:Germany Moves Closer to a Social Media Ban for Those Under 16(抜粋)
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