(ブルームバーグ):ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が2年前にシベリアの刑務所で死亡したのは、エクアドルヤドクガエル(ヤドクガエル科)の皮膚から抽出される強力な神経毒が原因だと、英外務省が14日に発表した。
この猛毒「エピバチジン」はナワリヌイ氏の遺体から採取した検体より検出され、「同氏の死因である可能性が極めて高い」と、クーパー英外相がドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議で声明を発表した。
「シベリアの流刑地に収監中のナワリヌイ氏を標的に、この致死性毒物を使用する手段、動機、機会を持っていたのはロシア国家だけであり、同氏が死亡した責任はロシアにあるとわれわれは判断した」と声明は述べた。
プーチン大統領に対抗する最有力人物だったナワリヌイ氏は、2024年2月に刑務所で死亡。過激主義扇動の罪で19年の実刑に服していた同氏は、当時47歳だった。同氏の支持者や西側諸国の政府はロシア政府に死亡の責任があると主張してきた。
スウェーデン、フランス、オランダ、ドイツとの共同声明は、ロシアがこの毒物を開発・使用したのは「公然たる」化学兵器禁止条約違反だと糾弾した。
原題:UK Says Russia Poisoned Navalny in Prison With Dart Frog Toxin(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.