米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)の2025年の報酬を4100万ドル(約62億6000万円)に引き上げた。利益を伸ばしたものの、株価パフォーマンスは同業に及ばなかった。

規制当局への13日の届け出によると、取締役会はモイニハン氏の基本給を150万ドルと前年から据え置き、現金ボーナスの支給を見送った。その一方で、株式報酬として計3950万ドルを付与。前年には、増益を達成したことを受け、同氏の報酬が3500万ドルと21%引き上げられていた。

BofAの25年の純利益は305億ドルと、前年比13.1%増加。人工知能(AI)などテクノロジーを活用してコストを抑制しつつ、収益拡大を図っている。

 

届け出によれば、取締役会はモイニハンCEOの報酬決定に当たり、規律ある経費管理を含め、株主のため成長を推進したリーダーシップを評価した。

米銀大手の中でも在任期間が長い経営トップの一人であるモイニハン氏(66)は、今後数年も現職にとどまる意向を示している。

Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg

同業のJPモルガン・チェースは、ジェイミー・ダイモンCEOの25年の報酬を10.3%増の4300万ドルとした。また、ゴールドマン・サックス・グループはデービッド・ソロモンCEOに21%増の4700万ドルを支払う。

モルガン・スタンレーはテッド・ピックCEOの報酬を32%増の4500万ドルとし、ウェルズ・ファーゴはチャーリー・シャーフCEOの報酬を28%増の4000万ドルとした。シティグループはジェーン・フレーザーCEOに22%増の4200万ドルを支払う。

原題:Bank of America Lifts Moynihan’s Pay 17% to $41 Million for 2025(抜粋)

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