(ブルームバーグ):米金融大手モルガン・スタンレーは2025年に過去最高の業績を記録したことを受け、テッド・ピック最高経営責任者(CEO)の報酬を4500万ドル(約69億円)に引き上げた。
11日の当局への届け出によると、ボーナスの4分の3は3年間にわたり繰り延べられる。繰り延べ分は全て株式報酬で支給される。CEO就任1年目の24年の報酬は3400万ドルだった。
ピック氏(57)はトレーディング部門を長年率いた後、24年初めにCEOに就任。その後、会長にも指名された。
モルガン・スタンレーは25年、1株利益が過去最高を記録するなど、最も好調な1年となった。債券資本市場に注力し、人工知能(AI)ブームに関連するプロジェクト向け資金調達を取りまとめたことが業績を後押しした。
取締役会の報酬委員会は、ピック氏の昨年の実績を「卓越している」と評価し、同行の堅調な業績に言及した。株価は昨年41%上昇し、S&P500種株価指数の16%上昇を上回った。
ウォール街の他の大手金融機関の経営者も大幅な報酬増となった。ゴールドマン・サックス・グループはデービッド・ソロモンCEOの報酬を21%増の4700万ドルに引き上げた。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOの報酬は10%増の4300万ドルとなった。
原題:Morgan Stanley Lifts CEO’s Pay 32% to $45 Million for 2025 (1)(抜粋)
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