米中央情報局(CIA)は、中国との競争で優位に立つため、画期的な新技術へのアクセスを加速させる方針だ。

CIAは9日、官僚的手続きを削減し、業者審査を最適化することで、より革新的なツールの迅速配備を可能にする新たな調達枠組みを導入する計画を明らかにした。

エリスCIA副長官は電子メールで配布した声明で、人工知能(AI)やバイオテクノロジー、フィンテック、マイクロチップといった分野で、スタートアップや業界大手との幅広い商業提携に乗り出していると説明。「新興技術の限界を押し広げている」企業に対しCIAが「外国の敵対勢力に先行」できるよう協力を呼びかけた。

連邦政府の調達プロセスは煩雑で、取得までに長い時間を要することが多く、スタートアップの参入を阻み、CIAによる最新技術の利用を妨げる要因となってきた。今回の動きは、CIAのラトクリフ長官が昨年の上院指名承認公聴会で同局が技術革新のスピードに「追いつけていない」と発言したことに対応するもので、ヘグセス国防長官が推進する調達改革の取り組みとも呼応する。

新たな枠組みの下では、試作品の導入手続きを迅速化し、現地や本部に配属された職員が新技術を試験できるようにする。CIAはすでに、クラウドコンピューティングやデータ分析の分野で、アマゾン・ドット・コム傘下のAWSやパランティア・テクノロジーズなどと提携している。

原題:CIA Looks to Speed Up Access to New Tech In Race Against China(抜粋)

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