(ブルームバーグ):プライベートエクイティー(PE)投資会社ウエストブルック・パートナーズは、米ニューヨークのセントラルパーク・サウスにあるリッツ・カールトン・ニューヨークを、ホテル投資会社ジェンコムに売却する契約を完了した。事情に詳しい関係者が明かした。
匿名の関係者によると、ウエストブルックは、ワシントンのウエストエンド地区にあるリッツ・カールトン・ワシントンについても、近くトリニティ・インベストメンツに売却する契約を結ぶ予定だ。交渉中の売却価格は公表されていない。
ジェンコム創業者のカリム・アリバイ氏は「ジェンコムはニューヨーク市、特に世界的な魅力を持続する高級資産において、引き続き魅力的な長期的な機会を探していく」とのコメントを発表した。
ウエストブルックはコメント要請に今のところ応じていない。トリニティの広報担当者はコメントを控えた。
コスターのデータによると、高級ホテルチェーンは2025年好調で、稼働率と価格を測る「利用可能客室当たり収益(RevPAR)」は5.1%増加した。全米のホテル全体では、この指標は1%未満の減少だった。
ジェンコムはすでに、ルイジアナ州ニューオーリンズとフロリダ州キービスケーンのリッツ・カールトンホテルを所有しており、ニューヨークでのホテル買収は、この数カ月で2件目となる。昨年、別の宿泊施設会社ハイゲートと提携し、インターコンチネンタル・ニューヨーク・タイムズスクエアを取得した。
ウェブサイトによると、ウエストブルックは1994年の創業以来、140億ドルの資本を投資してきたが、ここ数カ月は売却側となっている。
原題:Ritz-Carlton Owner to Sell Hotels in New York and Washington(抜粋)
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