米ミシガン大学が発表した2月の消費者マインド指数(速報値)は予想外に上昇し、半年ぶり高水準となった。主として、株式相場上昇の恩恵を受けてきた富裕層により押し上げられた。

 

消費者マインドは、株式を保有する層では大きく改善したものの、保有していない層では依然低迷していることが示された。調査期間中、S&P500種株価指数は過去最高値近辺で推移。そうした状況も背景に、現在の家計への見方に関する指数は4カ月ぶり高水準に上昇した。

ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「こうしたトレンドは、資産価値が急上昇し、それが資産保有者には恩恵をもたらす一方、そうでない人々には及んでいないという事実と整合的だ」と述べた。

ただ、雇用市場を巡る懸念や、インフレが家計に与える影響への不安は根強い。自身が失業するかもしれないとの見方も強まり、2020年7月以来の高水準となった。

現況指数は58.3と、4カ月ぶり高水準に上昇。一方で期待指数は56.6に低下。耐久財の購入環境は昨年10月以来の高水準となった。

シュー氏は「消費は全体として見れば堅調だ。これは自信を深めている富裕層が支出の大きな部分を占めていることを反映すると同時に、資産が比較的少なく自信に欠ける消費者が、より慎重に支出を管理している状況と整合する」と述べた。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Consumer Sentiment Unexpectedly Rises to a Six-Month High (1)(抜粋)

(統計の詳細やコメントを追加し、更新します)

--取材協力:Julia Fanzeres.

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