米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、米経済の見通しについて「慎重ながら楽観的」との見解を示し、生産性の大幅な伸びがインフレ率を目標の2%に戻す一助となり得ると示唆した。

ジェファーソン氏は、6日のワシントンでの講演向けに準備した原稿で、「関税引き上げの影響がより完全に価格へ転嫁されれば、今年中にディスインフレの動きが再開すると予想している。加えて、予測される生産性の大幅な伸びが、インフレ率を2%の目標まで押し下げるさらなる助けとなる可能性がある」と述べた。

FRBが「インフレ率を目標値に戻すことに強くコミットしている以上、一時的な変動が持続的なインフレにつながるリスクは低いだろう」とジェファーソン氏は指摘。「これは、予防的な金融引き締めを必要とせずに、経済の供給側が発展する余地がより大きいことを示唆している」とも述べた。

連邦公開市場委員会(FOMC)は先週、2025年末までの3会合連続利下げの後で政策金利を据え置き、追加利下げの差し迫った必要性はないとの姿勢を示した。

ジェファーソン氏は「これらの措置により、フェデラルファンド(FF)金利は、推定される中立金利のレンジ内にほぼ収まりつつ、われわれの二大責務の促進に対しても、均衡の取れたアプローチが取れている」との見解を述べた。さらに「現在の政策スタンスは、経済動向に対応する上で適切な水準にあり、今後に向けて経済は良好な位置にある」と述べた。

原題:Fed’s Jefferson Says Productivity Growth Can Help Curb Inflation

(抜粋)

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