韓国株式相場は2日、急落。テクノロジー銘柄主導の上昇相場が一服する中で、金利見通しを巡る不透明感に加え、人工知能(AI)関連支出の持続性への懸念が重しとなった。

韓国総合株価指数は一時4.9%下落し、取引時間中としては昨年11月5日以来の大幅安となった。サムスン電子とSKハイニックスは、いずれも5%余り値下がり。通貨ウォンも下げた。

米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長へのケビン・ウォーシュ氏指名を巡る警戒感や金属価格の変動など幾つもの要因が重なり、投資家は高値圏にあった銘柄の持ち高を解消。

さらに、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が、OpenAIへの1000億ドル(約15兆5000億円)規模の投資案について「決して確約ではなかった」と述べたことが、市場心理を一段と冷やした。将来のAI分野への資本投入の規模に新たな疑念が生じた。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ゲーリー・タン氏は「フアン氏の発言は、特に年初来で大きく上昇してきたAI関連銘柄を中心に短期的な投資家心理に影響を与えた可能性が高い」と述べ、「市場全体でポジションが集中していた取引の巻き戻しが進む中、この発言は主に利益確定のきっかけとして作用した」との見方を示した。

原題:Korean Stocks Slide on Uncertainties Over Rates, AI Spending(抜粋)

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