(ブルームバーグ):明治安田生命保険は26日、販売代理店への出向者が許可なく出向先の内部情報を持ち出していたケースが4社で合計39件あったと発表した。再発防止策として、生命保険営業に関わる部署への出向廃止などを行う。
発表資料や広報担当者の説明によると、2021年4月から25年7月を対象とした調査で判明した。出向先の保険商品の販売実績一覧や研修資料を紙媒体で持ち出したり、携帯電話のカメラで撮影したりして共有していた。関係者への処分を検討中だという。
生命保険業界では、日本生命保険が昨年9月、出向先の金融機関から内部情報を無断で持ち出すなどの不適切事案が19年5月から25年2月の間に7金融機関で計604件あったと発表した。さらに同社子会社のニッセイ・ウェルス生命保険でも同様の持ち出しが943件あったことが発覚したほか、第一生命ホールディングスでも同様の問題で調査を進めている。
生命保険協会は昨年9月、保険代理店への出向などに関する新たな指針を公表し、保険代理店への出向の適切性を十分に確認できる場合を除き、出向を行わないこととすると明記している。明治安田は3月末をめどに出向を廃止する予定。
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