(ブルームバーグ):中国人民解放軍の制服組トップである張又侠氏は、同国の核兵器プログラムに関する機密情報を米国に漏らした疑いが持たれている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が25日、事情に詳しい匿名関係者の話として報じた。
張氏(75)は、将官を国防相に昇進させるなどの職務行為を巡り、賄賂を受け取った疑いも持たれているという。WSJによれば、こうした疑惑に関する高官向けの説明は、中国国防省が24日に張氏を調査していると発表する前に行われた。
同氏は政治的な派閥を形成し、軍事上の意思決定で権限を乱用した疑いについても調査を受けていると、WSJは報じた。こうした内容は、習近平国家主席のかつての側近で、共産党中央政治局員でもある張氏を調査しているとした中国側の発表を超えるものだ。
同紙は張氏からのコメントを得られていない。在ワシントンの中国大使館も質問に回答せず、中国国防省も取材要請に応じなかった。
中国の国営新華社通信によると、2017年から共産党中央軍事委員会副主席を務める張氏は、「重大な規律違反および法律違反の疑い」で調査を受けている。報道によれば、中央軍事委員会の劉振立委員も同様の疑いで調査対象となっている。
原題:China General Accused of Leaking Nuclear Secrets to US, WSJ Says(抜粋)
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