米企業の1月の業況感はわずかに改善したものの、労働需要の拡大にはつながらなかった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「製造業、サービス業のいずれにおいても、新規受注の伸びが懸念されるほど低く、第1四半期の成長が期待外れに終わる可能性を示す兆候が強まっている」と発表文で指摘。「雇用の伸びもすでに期待外れで、1月もほぼ横ばいの雇用者数が報告されている。企業は不透明な環境、弱い需要、高コストの中で新規採用に慎重になっている」と語った。

1月の雇用者数はわずかな増加にとどまった。新規受注も改善はあったものの、昨年の大半の期間に比べてなお低水準にとどまっている。

製造業指数は小幅に上昇したが、2025年7月以来の低水準近辺にとどまった。サービス業指数も、25年4月以来の低い伸びとなった。

製造業の新規受注は小幅ながら拡大に転じた。12月は2024年以来で初めて縮小圏に入っていた。1月はサービス業の新規受注も改善を示した。

総合の投入コストと販売価格に関する指数はいずれも鈍化したものの、インフレ圧力が急速に和らいでいることを示す内容ではなかった。インフレ率が依然として米連邦準備制度理事会(FRB)の目標を上回っている中で、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では金利据え置きが広く予想されている。

一方、明るい材料としては、製造業の業況見通しが改善。将来の生産を示す指数は7カ月ぶりの高水準に上昇した。これに対し、サービス業の見方はやや慎重さが残った。

原題:US Business Activity Ticks Up While Hiring Remains Weak(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)

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