(ブルームバーグ):米メディア大手のパラマウント・スカイダンスが、同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの株式に対する公開買い付け(TOB)の期限を再び延長した。ワーナーを巡ってはNetflixが同社買収で合意しており、パラマウントとの間で争奪戦になっている。
新たな買い付け期限は2月20日。パラマウントは昨年9月からワーナーの買収を試みている。最初のTOBは、Netflixとの買収合意の発表から3日後の昨年12月8日に開始した。12月22日に買い付け期限を1カ月延長していた。
パラマウントによると、1月21日時点でTOBに応募したのはワーナーの発行済み株式全体の約7%だった。
Netflixは今月20日、ワーナーとの買収提案を修正し、全額を現金で払う方式に変更した。当初案では、現金と株式を組み合わせて、ワーナー株1株当たり27.75ドルを払う計画だった。敵対的買収を仕掛けるパラマウントは、現金30ドルで買収を提案している。
Netflixは映画スタジオとストリーミング事業のみを買収する計画だが、パラマウント側はケーブルテレビ事業を含めたワーナー全社の買収を目指している。
ワーナーは、Netflixによる買収案に対する株主の可否を問う臨時株主総会を4月までに開く見通しだ。パラマウントはワーナーの株主に対して反対票を投じるように呼びかけている。
ワーナーは声明を出し、「取締役会はNetflixによる買収案のほうが優れていると結論付け、パラマウント案を繰り返し却下している」と述べた。また、9割以上の株主がパラマウントのTOBに応じなかったことを受けて、「株主も取締役会と同じ意見なのは明らかだ」と説明した。
原題:Paramount Extends Tender Offer for Warner Bros. Shares(抜粋)
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