(ブルームバーグ):塩野義製薬は20日、抗HIV薬の研究や開発などを手掛ける英国のヴィーブヘルスケアに追加出資することを決めたと発表した。
発表資料によると、塩野義はヴィーブの株式11.7%を21億2500万ドル(約3400億円)で追加取得する。塩野義は2012年に同社株を取得しており、今回の取引を経て議決権比率は21.7%に上昇して持ち分法適用会社とある。東証株価指数(TOPIX)が下がる中、同社の株価は一時前日比3%高の2925円を付けた。
塩野義はエイズウイルス(HIV)などの感染症への対策に経営資源を集中しており、HIVの治療や予防に強みを持つヴィーブとの関係を深めることで取り組みを一層強化する狙いがあるとしている。
ヴィーブは09年に英GSKと米ファイザーがHIV事業を統合する形で設立され、抗HIV薬の開発から製造・販売までを手掛ける。24年12月期の売上収益は70億2300万ポンド(約1490億円)で税引き後利益は16億1900万ポンドだった。ヴィーブの新発行を前提とする今回の追加取得に伴う一連の取引で、ファイザーの持ち分がなくなる一方で塩野義保有分以外の78.3%をGSKが保有することになる。
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