欧州連合(EU)首脳は、トランプ米大統領による最新の関税の威嚇について協議するため今後数日以内に緊急会合を開き、報復措置の可能性を探る。

EU当局者によると、首脳は今週末にかけて対面で会合を開く予定。

協議に詳しい関係者によると、加盟国は930億ユーロ(約17兆円)相当の米国製品に報復関税を課すことを含め、複数の対応策を検討している。

トランプ氏がグリーンランドを巡る各国の対応に関連し、2月1日に欧州8カ国に10%の関税を課すと発表したことを受け、EU加盟国大使は18日夜、ブリュッセルで会合を開き、共同対応を模索した。

コスタEU大統領は同会合後にSNSへの投稿で、グリーンランドとデンマークへの支持で加盟国が結束することで一致したと説明。トランプ氏の新たな関税は「EU・米国貿易協定と相いれない」と述べた。

関係者によると、協議されている他の選択肢には、「反威圧措置(ACI)」と呼ばれる強力な手段の活用も含まれる。フランスのマクロン大統領は18日、EUがこの新たな手段の使用を検討すべきだと示唆したが、フランスは過去に、トランプ氏が報復を示唆したことを受け、同手段の使用を見送った経緯がある。

報復関税復活を巡る協議については英紙フィナンシャル・タイムズが先に報じた。

原題:EU Leaders Call Emergency Summit to Settle Trump Tariff Response(抜粋)

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