ロシア国防省は新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使い、ウクライナを攻撃したと発表しました。大統領公邸への攻撃に対する報復としています。

ロシア国防省は9日、先月のプーチン大統領の公邸への攻撃に対する報復として、ウクライナに対する大規模攻撃を行ったと発表しました。

公邸への攻撃に使われたドローンの製造施設やエネルギー施設を標的にしたと主張しています。

今回の大規模攻撃に使われた新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」は、隣国ポーランドとの国境に近いウクライナ西部リビウに着弾したとみられ、EUのカラス外交安全保障上級代表は「欧米への警告を意図したものだ」と強く非難しました。

オレシュニクは核弾頭が搭載可能で、発射は2024年以来2度目です。

ウクライナでは、この他にも各地でロシア軍によるドローンやミサイルの攻撃があり、キーウ市長は市内で少なくとも4人が死亡し、19人がけがをしたと発表しました。

けが人を救助する人たちを狙い、再び攻撃を加える「ダブルタップ戦術」によって、救助隊員の1人が犠牲になったということです。

また、住宅やインフラ施設が破壊され、一部の地域では停電や断水が発生しているとしています。