伊藤忠商事の元社長で、民間出身者として初めて中国大使を務めた丹羽宇一郎氏が亡くなったことについて、中国外務省の報道官が「哀悼の意」を示しました。

中国外務省の毛寧報道官は9日の記者会見で、丹羽氏について「中国国民の古い友人である」としたうえで次のように述べました。

中国外務省 毛寧 報道官
「(丹羽氏は)中日関係の改善・発展や両国の経済協力の推進に積極的に尽力し、中日の民間友好事業に多大な心血を注いだ。中国側はこれを高く評価している」

そのうえで、毛報道官は丹羽氏の死去に対して「哀悼の意」を示しました。

丹羽氏は2010年、当時の民主党政権により民間人として初めての中国大使に起用されました。

任期中には、沖縄県・尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が発生。日中関係が悪化するなか、両国関係の改善に取り組みました。