アメリカ中西部・ミネソタ州で移民当局の職員が発砲し、女性が死亡した事件を受け、周辺では大規模な抗議活動に発展しています。現場から中継でお伝えします。

ミネアポリスの事件現場です。発生から24時間以上が経った今も、女性の死を悼もうと多くの人が訪れ、花を手向けています。近くには「移民当局はミネアポリスから出ていけ」と書かれたプラカードも掲げられていて、地域住民の強い憤りが感じられます。

この事件は、ミネアポリスで7日朝、不法移民などの取締り中だったICE=移民・税関捜査局の職員が車に向けて発砲し、運転していたレネ・グッドさん(37)が死亡したものです。

政府は正当防衛を主張していますが、市長は「権力を乱用した殺人事件だ」と激しく非難しています。

AP通信によりますと、グッドさんは現場近くに住むアメリカ人で、子どもを学校に送ったあと、車でパートナーと帰宅していた際に、ICEの職員と遭遇したとみられるということです。

事件から一夜明けた8日には、移民収容施設前でデモ隊と当局が衝突。催涙ガスが使用されたほか、数人が拘束されたと報じられています。また、ミネアポリスの公立学校は安全に配慮して、今週の授業をすべて中止しました。

日本時間午前8時半からは現場周辺で大規模な抗議活動が呼びかけられているほか、全米各地でもデモが予定されています。