(ブルームバーグ):米ウォルト・ディズニーはアニメ映画「ズートピア2」が中国で公開されたハリウッド映画の現地通貨ベースの興行収入で、2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」を上回り過去最大を記録したと明らかにした。
ディズニーが5日の発表によると、中国で2025年11月26日に公開された同作の興行収入は約42億5000万人民元(約951億円)に達した。中国の映画市場規模は世界2位。
同作の突出した興行成績は、中国で広範な文化的現象に発展している。ファンはぬいぐるみやバッグなど「ズートピア」関連グッズを携えて映画館に詰めかけ、一部の上映ではペット同伴の来場者を受け入れる例もあった。ズートピア2は26年最初の週末の中国興行収入で首位に返り咲き、昨年12月19日公開のディズニーの「アバター:ファイア・アンド・アッシュ」を抜いた。
ズートピア2や中国作品のヒット作「哪吒之魔童閙海(哪吒2)」(邦題:「ナタ 魔童の大暴れ」)など、アニメーション大作への需要増加を背景に、中国全体の興行収入は昨年、前年比で20%増の518億元に拡大した。
チケットプラットフォームの猫眼のリポートによると、昨年はアニメ映画が興行収入全体のほぼ半分を占め、57作品が合計250億元超を稼いだ。ファンによるリピート鑑賞が「哪吒2」や「ズートピア2」の興行収入を押し上げた一方、興行収入10億元未満の中国作品は大きく落ち込んだという。
原題:Disney Says ‘Zootopia 2’ Is China’s Top Hollywood Film Ever(抜粋)
--取材協力:Thomas Buckley.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.