東京・お台場の屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が、来年2月末で営業終了することになりました。

マーケティング会社の刀はきょう、運営する「イマーシブ・フォート東京」の営業を来年2月28日に終了すると発表しました。

「イマーシブ・フォート東京」は、東京・お台場の商業施設「ヴィーナスフォート」の跡地に去年3月にオープン。客が物語の世界に入り込み、当事者として参加する「没入体験」が楽しめるのを売りにしています。

運営会社によりますと、当初想定していた大人数向けよりも少人数での体験需要が強く、今年から業態を変更したため、事業モデルに対して施設規模が大きすぎると判断し、営業終了を決めたということです。

森岡毅・代表取締役CEOは「世界に先駆けたイマーシブ・エンターテイメントの、より大規模な事業モデルに挑戦してきたが、営業を事業期間を繰り上げて終了する苦渋の決断をした」とコメントしています。