トランプ米大統領は23日、フロリダ州マイアミで来年開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(G20サミット)に、カザフスタンとウズベキスタンの首脳をゲストとして招待すると明らかにした。

トランプ氏は同日朝にカザフスタンのトカエフ大統領とウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と電話会談を行い、「いずれも素晴らしい」内容だったとソーシャルメディアに投稿した。

「進行中の紛争に平和をもたらす重要性や、両国との貿易・協力の拡大について話し合った。両国との関係は素晴らしい」とトランプ氏は説明した。

トランプ陣営はG20サミットを巡り、近年は主要な経済国・地域以外の参加が増え、会合の規模が膨らんでいるとして、より排他的な枠組みにする考えを示してきた。米国が主催する来年のG20サミットは、トランプ氏がフロリダ州に所有するドラル・ゴルフリゾートで開催される予定だ。

米国はこれまでオブザーバーとして参加してきた他国の首脳や利益団体について、関連イベントを含め参加を認めない方針だと、ブルームバーグが7月に事情に詳しい関係者の話として報じていた。

トランプ氏は、中国企業が主に供給を握る重要鉱物の調達先を多様化する狙いから、中央アジア諸国との関係強化を図っている。

原題:Trump Invites Kazakh, Uzbek Leaders to G-20 Summit in Miami(抜粋)

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