ウクライナの首都キーウなどにロシア軍によるドローン635機などを使った大規模攻撃があり、3人が死亡しました。

ゼレンスキー大統領などによりますと、22日夜から23日にかけてウクライナ各地でロシア軍のドローン635機やミサイル38発を使った大規模攻撃がありました。

少なくとも13州が攻撃を受け、キーウ近郊で女性1人が、西部ジトーミル州でも4歳の子どもが死亡するなどあわせて3人が死亡しました。

また、エネルギー省によりますと、この攻撃で西部にあるエネルギー施設が被害を受け、広い地域で停電が発生しました。

ゼレンスキー氏は「人々がただ家族と一緒に家で安全に過ごしたいと願うクリスマス直前であり、和平交渉が行われている最中に攻撃が行われた」と非難し、各国に対しロシアへの圧力を強めるよう求めました。