タイ国籍の当時12歳の少女が東京のマッサージ店で違法に働かされていた事件をめぐり、少女の母親がさきほど、収容先の台湾からタイに向けて出発しました。タイ警察が人身取引の容疑などで逮捕状を取っていて、身柄を拘束する方針です。
今年6月に来日したタイ国籍の当時12歳の少女は、母親に紹介された東京・文京区のマッサージ店で、性的なサービスを強いられたとみられていて、母親は少女を店に置き去りにした後、渡航先の台湾で拘束されました。
母親については、警視庁とタイ警察がそれぞれ、逮捕状を取得していましたが、関係者によりますと、台湾当局は、母国のタイに送還することを決定。
23日午後に母親を乗せた飛行機が台湾からタイに向けて出発しました。
タイ警察は母親がタイに到着した後に身柄を拘束し、人身取引などの疑いで取り調べを行う方針だということです。
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