(ブルームバーグ):米農務省(USDA)の首都ワシントン地域に勤務する職員のうち、およそ3分の1が2025年1-6月に離職した。トランプ政権による積極的な歳出削減が背景だ。
同省監察総監室(OIG)が17日に公表したリポートによると、ワシントン本部では上半期に1000人超が退職した。全職員ベースでは約18%に相当する2万人超が離職した。
同省は7月、ワシントン地域の職員を半数以上削減し、全米各地のオフィスに再配置すると発表。これがさらなる離職への懸念を招いていた。
同省の広報担当者は「顧客サービス重視で農家第一の組織への回帰」を目指していると説明。その上で米国民や国有林、食品衛生を守る重要な職務については採用を継続していると強調した。
原題:USDA Lost a Third of DC Staff Even Before Relocation Effort (1)(抜粋)
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