(ブルームバーグ):トランプ米大統領は12日、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長候補はケビン・ハセット米国家経済会議(NEC)委員長とケビン・ウォーシュ元FRB理事の2人が最有力だと述べた。また、次期FRB議長に金利政策について自身と協議するよう求める意向も示した。
トランプ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「2人のケビンはいずれも優秀な人材だと思う」と述べ、「このほかにも優秀な人材が数人いると考えている」と続けた。ハセット氏がこれまで次期議長レースをリードしていると多くが考えていたが、ここに来てウォーシュ氏が追い上げてきたことが示唆された。
トランプ氏はこれまで、すでに決断していることを示唆しており、8日には誰を指名するか「かなり考えが固まった」と話していた。11月にも、この職に就けたい人物が誰か分かっていると発言していた。今回の発言は、選定プロセスが依然として流動的であることを示唆している。
トランプ氏は10日にウォーシュ氏と面談した。ほかの候補者と面談する予定があるかどうかは明らかでない。トランプ氏によれば、ウォーシュ氏は大統領に借り入れコストが引き下げられるべきだと述べた。
トランプ氏はその後、大統領執務室で記者団に対し、次期FRB議長は金利について大統領と協議すべきだとの考えを示した。そうした行動はFRBの独立性という伝統を覆しかねない。
「私は非常に成功してきた人間であり、少なくとも提案する立場にはあると思う。彼らは私の言うことに従う必要はない」と述べ、次期議長の人選について「数週間以内に」決定を下す見通しだと語った。
トランプ氏はWSJ紙とのインタビューで政策金利について、積極的な引き下げを求め「1%あるいはそれ未満」であるべきだと述べた。
原題:Trump Names Warsh, Hassett as Top Fed Contenders, WSJ Says (1)(抜粋)
(トランプ氏の発言を追加して更新します)
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