高市総理の台湾有事をめぐる発言から1か月あまり。日中の緊張状態が続くなか、台湾の人たちは今の状況をどう見ているのでしょうか?
高市氏の“台湾有事”発言 混沌の日中関係

高市早苗 総理(先月7日)
「戦艦を使ってですね、そして武力の行使も伴うものであれば、存立危機事態になりうるケースであると私は考えます」
高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁に端を発した、日中間の対立。
中国は11日、日本への渡航を当面控えるよう再び呼びかけました。今度は、青森県で8日に震度6強の地震が発生したことが理由だそうです。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「(中国政府は)速やかに領事注意情報を発表し、海外に住む中国国民の安全を守っている。これは中国外交の当然の職責だ」
中国軍機が自衛隊機にレーダーを照射した問題では強く抗議してきた日本。木原官房長官は11日、国際社会の理解を得ていく必要性を強調しました。

木原官房長官
「各国の理解を得ることは、極めて重要であります。我が国の立場や考えというものを、適時適切に説明発信してまいります」
いまの日中関係をみて、「台湾」の人々はなにを思うのか。