広島の海で養殖されているカキ。死んでしまい、口を開けて中身は空っぽの状態です。深刻化する“カキの大量死”を受けて、政府も支援に乗り出しました。
広島のカキが危機 約9割がへい死も

冬の味覚といえば、プリプリの「カキ」。しかし今、日本一の生産量を誇る広島県産のカキが危機に瀕しています。
広島市のスーパーでは、県産生ガキのむき身の入荷量が、例年に比べ4割程度減っているといいます。
ゆめタウン広島 鮮魚主任 宮本智隆さん
「(カキが)品切れしている状況が多いので、お客様にご迷惑をおかけしているような状況になっている」
その理由は、カキの“大量死”です。

広島県によると、被害が大きい県中東部に加え、県西部でも一部の養殖業者から9割近くのカキが死ぬ被害が報告されているということです。