衆議院の議員定数削減法案をめぐり、与党側が、いま行われている国会の会期を延長する可能性も視野に入れていることに、野党側からは批判の声が相次いでいます。

公明党 斉藤鉄夫 代表
「民主主義の基本手続きを否定するような法案を、ある意味では議論するための国会延長というのは考えられない」

与党内で浮上している会期延長論について公明党の斉藤代表はこのように述べ、与党側の姿勢を批判しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「会期延長とか言っていて、予算の年内編成とかできるんですか。むしろ政府の側に聞きたいですね」

立憲民主党の野田代表は、会期を延長した場合、政府が来年度予算案の編成などの対応ができないのではないかと疑問を呈しました。