防衛省は、中国軍とロシア軍の爆撃機が、きのう(9日)東シナ海から四国沖の太平洋にかけて長距離を共同飛行したと発表しました。
防衛省によりますと、9日午前から午後にかけて日本海から東シナ海に進出したロシアの爆撃機2機が中国の爆撃機2機と合流し、四国沖の太平洋にかけて長距離にわたる共同飛行を実施したことが確認されました。
また、これらの爆撃機が沖縄本島と宮古島との間を往復して飛行する際、さらに中国の戦闘機4機が合流したということです。
これに対し、航空自衛隊は戦闘機をスクランブル=緊急発進して対応したとしています。
防衛省によりますと、中国軍とロシア軍の爆撃機が四国沖の上空まで共同で飛行したのは初めてということです。
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