2025年の冬季賞与(ボーナスや一時金など)について、従業員1人当たりの平均支給額が前年より増加する企業は22.7%だとする調査結果を、帝国データバンクが9日に発表した。前年の23%からわずかに減少した。「賞与はない」 とした企業は12%だった。

増加する割合が最も高かった業界は、「運輸・倉庫」の33.6%。自動車関連の回復や電子商取引(EC)需要の拡大が追い風となっているという。一方で、最低賃金の引き上げやインフレ圧力の継続で中小企業の収益改善が遅れていることを背景に、ボーナスが増加する勢いに欠けていると帝国データは指摘している。調査は2万4531社を対象に行い、回答率は41.6%。

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