総務省が去年10月に調査した1日の生活時間の配分に関する結果が発表され、同時行動はスマートフォンなど「コンピュータの使用」が最も高くなり、初めて「テレビ」を上回りました。
総務省は去年10月におよそ1万人の国民を対象に社会生活基本調査を行い、行動分類に基づく1日の生活時間の配分結果をきょう発表しました。
それによりますと、1日のうちにメインでしていた行動とは別に同時にしていた「同時行動」はスマートフォンなどの「コンピュータの使用」が32.4%と最も高くなり、初めて「テレビ」の28.0%を上回りました。
一方、「行動の場所」は2016年に比べて自宅にいた時間が50分増加し、特に25~29歳では増加幅が最も大きく、1時間58分増加しました。新型コロナにより、生活習慣が変わったことやテレワークの普及などが主な要因とみられます。
また、6歳未満の子供を持つ夫婦の育児時間は、夫・妻ともに増加しました。特に子供に食事を与えたり、公園で遊ぶのを見守ったりする「乳幼児の身体の世話と監督」は、週全体で妻が2時間3分、夫が28分と2016年の妻が1時間40分、夫が11分から増加しました。

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