ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。
国内の大手企業ですら不祥事が相次ぐ今、
今回のテーマは「なぜ会社で不正が起こるのか」について。
個人のちょっとした言動がブランドのイメージを壊し、企業を存続の危機に追い込みます。どうしたら「いい会社」になれるのか。
今だからこそ、職場における「誠実さ」を改めて考える必要があります。
どうすれば「誠実さ」を大切にする会社になれるのか。
それはどのように会社の利益につながるのか。
Airbnbの元チーフ倫理オフィサーをスタジオにお迎えし、
「倫理で組織を強くする」ための具体策を学びます。
◆出演◆
▼ロバート・チェスナット(Robert Chesnut)
『組織は倫理をないがしろにする 戦略的に「誠実性」をデザインする』著者・Airbnbの元チーフ倫理オフィサー
ハーバード・ロースクールを卒業後、アメリカ合衆国司法省で連邦検事をはじめとする法務関連の職務に14年間従事。その後、eBayでeコマースの個人間取引プラットフォームとして世界で初めて「トラスト&セーフティ(信頼と安全)」部門を立ち上げる。最近までAirbnbの法律顧問兼チーフ倫理オフィサーを務めるなど、「職場における誠実さ」と向き合うキャリアを歩んできた。
▼中川 雅博
TBS CROSS DIG with Bloomberg ビジネスエディター
東洋経済新報社で『週刊東洋経済』『会社四季報』の記者・編集者として、自動車、航空、IT業界などを担当。その後NewsPicks編集部に移り、テクノロジー業界を取材。副編集長としてチームを統括。2025年1月にTBSテレビ入社、TBS CROSS DIGで企業・産業コンテンツを担当
X: https://x.com/mshrnakagawa
Mail: nakagawa.masahiro@tbs.co.jp
◆トークテーマ◆
なぜ会社で不正が起こるのか
組織に倫理を実装させよう
「意図的誠実さ」とは
3つのポイント
誠実さを組織トップから広げる
利益だけだと道しるべを見失う
倫理を標語で終わらせない
倫理の課題は四方から迫る
決めたルールを破ればアウト
コンプライアンスだけでは響かない
倫理を日常の話題にする
誰もが「当事者」だ
変わる世界に倫理も合わせる
誠実さがブランド価値を守る
AI企業は倫理と向き合えるか
外からの規制が必要な時も