(ブルームバーグ):米首都ワシントン中心部にあるホワイトハウスの周辺で26日、銃撃事件が発生し、州兵2人が撃たれた。連邦捜査局(FBI)のパテル長官は2人が依然として重体だと発表した。トランプ大統領は首都ワシントンへの州兵500人の追加派遣を命じた。
銃撃事件は現地時間午後2時15分(日本時間27日4時15分)ごろにホワイトハウスから2ブロック程度離れた場所で発生した。
首都ワシントン警察の幹部によると、州兵らは「人目につく形」でパトロールを行っていたところ、容疑者1人が角を曲がって現れ、銃を構えて発砲した。周辺にいた別の州兵や法執行当局者が対応し、容疑者を拘束した。容疑者も撃たれており、現時点で他の容疑者はいないという。
ワシントン市のバウザー市長は、この事件を「標的型の銃撃」と述べた。
これに先立ち、ウェストバージニア州のモリシー知事は、2人が同州出身の州兵で、容体は不明だとし、死亡したとする先の発表を撤回していた。
ヘグセス国防長官は今回の事件について、「州兵を標的にした卑劣な行為」と非難。トランプ大統領から首都ワシントンに州兵500人を追加派遣するよう要請されたと明らかにした。
現場は地下鉄の駅にも近く、複数の緊急車両が駆けつける様子が見られた。トランプ大統領は、容疑者が「非常に大きな代償を払うことになる」と投稿した。
トランプ氏は8月、連邦政府と首都の法執行機関を支援する必要があるとして、ワシントンに州兵を派遣していた。この派遣を巡っては最近、連邦判事が違法と判断した。ただ、控訴のための時間を確保する措置として、州兵が直ちに首都を離れる必要はないとされた。
ケンタッキー州のイベントに出席していたバンス副大統領は、「動機はまだ不明だ。分かっていない点が多い」と述べた。
原題:Two Guardsmen in Critical Condition in ‘Targeted’ DC Shooting(抜粋)
(FBI長官の発表を追加して更新します)
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