待ったなしの経済対策、とりわけ私たちの暮らしに直結するコメの価格高騰について鈴木憲和農林水産大臣に聞きます。

小泉農政から鈴木農政「良い猫の目」

11月25日の衆議院農水委員会。

立憲民主党 神谷裕議員
「方針は極端に変わったと、私には見えてならない。“猫の目農政”という批判は甘んじて受けなければいけないのではないか」

石破政権の農業政策を就任直後に一転させ、変化が激しい“猫の目”と批判された鈴木大臣。

鈴木憲和 農林水産大臣
「私に代わって、よい意味で今回は猫の目農政だったと私は受け止めればいいのかなと思いましたが」

こう切り返すと議場で笑いが。

鈴木大臣(10月31日)
「今すぐ大幅に増産ということに踏み切れば、需給の安定というバランスを崩すと私たちは認識しております」

石破政権のコメ「増産」から、「減産」へと舵を切っています。また…

鈴木大臣(10月22日)
「農林水産省が価格にコミット(関与)するということは、政府という立場もあって、すべきではないと思う」

政府はコメ価格には関与しない姿勢を強調。ただ、その価格は…

70代男性
「高すぎる。一生懸命、備蓄米を探して買って最後の備蓄米を開けたところ」

40代女性(2児の母)
「息子が野球やっていて、土日はおにぎりだったりするので、すぐなくなっちゃう」

安定的な価格へ、どのような農業政策を進めるのでしょうか?