バングラデシュの首都ダッカ近郊でマグニチュード5.5の地震があり、少なくとも6人が死亡したほか、50人以上が負傷しています。

アメリカの地質調査所によりますと、現地時間の21日午前、バングラデシュの首都ダッカ近郊のナルシンディ付近で地震が発生しました。

地震の規模を示すマグニチュードは5.5、震源の深さはおよそ10キロと推定されています。

現地メディアによりますと、地震の揺れでダッカにあるビルの手すりが崩落し、通行人に直撃して3人が死亡したほか、建物の屋根や外壁が崩れ、3人が死亡したということです。

また、ダッカなどで50人以上が負傷したと報じられています。

暫定政権を率いるムハマド・ユヌス首席顧問は、「被災地での救助活動を強化するよう関係機関に指示した」としています。