米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは、来週にも全社的な人員削減を発表する方向で協議を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)主導の事業改革に向けた重要な一歩となる。

今回のレイオフは、直営店舗で勤務する従業員など同社の労働組合員には影響しない。シュルマン氏が最近打ち出した市場シェア奪還に向けた積極的な戦略の一環として実施される見通しだ。

関係者によると、人員削減の規模や範囲はまだ協議中だが、従業員の相当数に影響する可能性がある。対象者数は1万-1万5000人に及ぶ可能性もあると関係者の1人は述べた。ベライゾンの従業員数は2024年末時点で約10万人だった。

同社はまた、約200の直営店舗をフランチャイズ店舗に転換する計画も進めていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は報じた。

原題:Verizon Eyes Up to 15,000 Layoffs as New CEO Takes Charge (1)(抜粋)

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