トランプ氏 核実験の開始指示、実施されれば33年ぶり
しかしその会談の直前、トランプ氏は米中関係に深刻な影を落としかねないことを打ち出していました。

トランプ大統領のSNSより
「私は国防総省に対し、我が国の核兵器についても、同等の基準で実験を開始するよう指示した」
突如として、核実験の再開に言及。核実験が実際に行われれば、1992年以来33年ぶりとみられ、大きな方針転換といえます。

トランプ大統領
「(Q:核実験の再開とはどういうこと?)中止して何年も経っているが、他の国々が実験を行っている以上、我々も実施するのは適切だ」
核実験の再開をちらつかせることで、中国やロシアをけん制する狙いがあるとみられます。
中国外務省の報道官は、アメリカ側の動きをけん制しました。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「アメリカが『包括的核実験禁止条約』に基づく義務、核実験の一時的停止の約束を着実に守り、実際の行動で国際的な核軍縮、核不拡散体制を維持することを希望する」
さらにトランプ氏は、韓国が求めていた「原子力潜水艦の建造」を承認していて、もし保有することになれば、東アジアの国際情勢に影響を与えることは必至です。
 
     
     
     
     
     
     
     
     
    