高市総理の就任にあたり、中国の習近平国家主席が祝電を送ったかどうか発表されない異例の事態となっています。

習近平氏は国家主席に就任した2013年以降、歴代の総理に対し、就任したその日に祝電を送り、中国政府がその内容を公表してきました。

しかし、高市総理については就任から2日が経った23日時点で、祝電を送ったかどうか発表されない異例の事態となっています。

中国外務省の郭嘉昆報道官は23日、「すでに外交の慣例に基づき、適切な手配を行った」と述べるにとどめました。

中国で高市総理は「保守派の代表格」と警戒されていて、どのような対中政策を打ち出すのか見極めている可能性があります。