都心の新築マンションの平均価格が過去最高を更新し、3年連続で1億円を超えました。

不動産経済研究所によりますと、今年4月から9月に販売された東京23区の新築マンションの平均価格は1億3309万円となり、去年の同じ時期より20.4%上昇しました。

土地代や建設資材価格、人件費などの高騰が価格を押し上げ、年度の上半期としては3年連続で過去最高を記録しました。

価格の上昇は都心から首都圏にも広がっていて、神奈川県、埼玉県、千葉県を含む全体では、平均価格が9489万円となり、過去最高値を大幅に更新しました。

今後について調査会社は、コスト高騰やマンション用地の仕入れが難しくなってきていることから、「高値傾向が続くとみられる」としています。