台湾の最大野党・国民党の主席選挙が行われ、元立法委員の鄭麗文氏が当選しました。

台湾の最大野党・国民党の主席選挙が18日に投開票され、6人の立候補者のなかで唯一の女性候補だった鄭麗文氏が初当選しました。

台湾メディアによりますと、鄭氏は大学卒業後に民進党に所属していた過去があり、国民党に籍を置いてからは与党・民進党に激しく対抗し、存在感を強めていました。今回、現職の朱立倫氏は出馬しておらず、談話で「新しい党主席の指導のもとで、国民党はさらに良く、さらに強くなる」とし、鄭氏に祝意を伝えたということです。

鄭氏は中国との対話を重視する考えを示していて、今後どう手腕を発揮していくかが注目されます。鄭氏の任期は4年で来月1日に就任する予定です。